チェックポイントシアター(シンガポール)×三条会
フジール・スレイマン作「コギト」の日本語翻訳および上演プロジェクト
<ショウケース>
フジール・スレイマン作「コギト」より、8つのシーンを抜粋してリーディング上演いたします。
作:フジール・スレイマン
日本語翻訳:滝口健
ドラマトゥルグ:クレア・ウォン
演出:関美能留
■日時■
14日(金)19:00開演
15日(土)11:00開演
※開場は開演の15分前
■会場■
三条会アトリエ(千葉市中央区本町1-4-2 サガビル3F)
※千葉駅東口徒歩15分
■料金■
1500円
■出演■
江前陽平
大倉マヤ
近藤佑子
立崎真紀子
■ご予約■
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2009年12月、座・高円寺で開催されたアジア劇作家会議において、アジアの劇作家5人の戯曲リーディング、劇作家自身によるスピーチやセッションが行われ、3つの作品のリーディングの演出をした関美能留とそれに出演した三条会の俳優たちは、基調講演をおこなったシンガポールの劇作家フジール・スレイマン氏、彼とともにチェックポイント・シアターの芸術監督をつとめるクレア・ウォン氏、シンガポール大学で教鞭をとる演劇研究者の滝口健氏と出会いました。関のリーディングの演出に関心を寄せ意気投合したスレイマン氏と将来のコラボレーションを約束したことがこのプロジェクトの始まりです。
フジール・スレイマン作のこの戯曲は、シンガポール・アーツフェスティバルの委嘱作品として2007年に初演された作品です。この<日本語翻訳+上演プロジェクト>では、戯曲翻訳の新しい方法論を探ることをテーマとして進められています。その第1段階として実施される今回は、翻訳者、劇作家、ドラマトゥルク、演出家、俳優がディスカッションやリハーサルを重ねる中で戯曲の翻訳を完成に近づけていくという実験が行われています。ショウケースでは、そのようなプロセスを経て翻訳された『コギト』の一部をリーディング上演いたします。そして来年以降、フル・バージョンの上演を予定しています。どうぞご期待ください。